非正規雇用というコミュ障最後の砦

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「派遣会社なんて全部潰してしまえ」「正社員になればいい」は強者の論理だと理解してほしい。

私は国立四大卒で簿記1級取得、TOEIC645点とそれなりに「お勉強」はできる方だと自負しています。ですがその一方で他者と対面して会話することが疲れるため一人の時間も必要とする性質で、営業行為に至っては苦手通り越して苦痛です。ぴえん超えてぱおん。

本気で転職活動をすれば正社員採用を勝ち取れるのかもしれません。「『自分』すら売り込むのが苦痛だから誰かに隣でアシストしてもらわないとやってられない」というのはただの甘えかもしれません。

それでも、どうしても嫌なのです。

正社員として雇われることができないなら雇われずに稼ぐという生き方もあることは知っています。起業、フリーランス、自営業……呼び方は様々です。

しかし雇用されずに働くそれらは「営業を自分で行う必要がある」ので私の苦痛を軽減するものではありません。苦痛となる原因が「満員電車が嫌」「毎朝決まった時間に起きれない」にあるなら狙う価値はあったのですが。

だから非正規雇用なのです。「広義の営業が下手でも金銭を獲得しやすい」というただ一点において非正規雇用は正社員やフリーランスを上回る。収入0円を脱せる。勝ち筋というにはあまりに弱い糸だとしても。

コミュニケーション能力が低い事は学歴や資格が意味を成さないレベルのハンデになる為、私はある程度の低賃金を受け入れる必要があるでしょう。

年収300万円キープできれば生きていけるというのは甘い想定でしょうか。300万円では足りないのか、コミュ障では年収300万円さえ保てないのか。両方という可能性すら存在します。

コミュ障はどうせ低賃金なら借金抱えて大学出る意味あったんでしょうか。あったんだろうな。そのお陰でかろうじて年収300万円を獲得できてるんだから。

せめてもの幸いは私が非常に内向的かつアセクシャル(厳密な狭義のアセクシャルではないんですが「現実の人間に恋愛感情を抱いたことがない」ので)と思われること。交際費0でも満ち足りて、恋愛と無縁の人生を惨めだと感じずにいられること。(そもそも外向的ならコミュ障由来の低賃金に悩まなくて済むのでしょうけれどね)

恋愛にモチベーションがないからコミュ力高めようと必死にならないんですね、わかります。

ぼっち都内年収300万円生活を送っていますが、友人が多くて恋人が途切れないような人(パリピとかリア充と呼ばれる人たち)がどうやって交際費を捻出しているのかは想像できません。

他人と会うために普段はボロアパートに住んだりもやしとカップラーメンで済ませるんでしょうか。それだけ「他人と会話しながら食べる食事」が魅力的と判断する人がいて、しかもそれが多数派なら飲食店を規制するしかなかったのも頷けますね。

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